本日ご紹介するのは、急斜面でも作業が可能な特殊重機、通称”スパイダー”を用いた現場での作業です。
M545Xを使ったライフラインの整備
こちらは台風など自然災害によるライフラインの断絶を予防するための伐採作業です。台風などの倒木で配電線断線や道路通行止めになる危険がある場所をあらかじめ整備します。
重機が無ければ、作業員が直接木に登って牽引具を使った人力伐採となりますが、スパイダー重機を活用することで倒木する木が配電線に倒れる心配もなく、安全に伐採作業を行うことができました。
M220を使った山崩れ現場の倒木除去作業
こちらの現場では、スパイダー重機を使って集中豪雨による山崩れ現場の倒木除去をしました。
現場は索道架設が不可能な場所で、現地までの道のりは幅約2mと狭い橋を通る必要がありました。M545Xに比べて小型で小回りの利くM220はギリギリ搬入が可能でした。
こちらの現場もスパイダーが無ければ、人力とウインチによる除去になったため、重機を活用することで安全かつ迅速な作業を行うことができました。